自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

オランダと日本は、歴史的に見ても深いつながりがあり、その中で、特にデルフザイル市は、1960年代に工業都市として急激な発展を遂げたという点において、新南陽市と都市形態が大変類似しており、また新南陽市の企業、東ソ一の関連会社デラミン社が立地しており、以前から企業間においては、交流が盛んに行われていた都市である。このようなことから、1989年11月国際交流会議の代表２名ならびに市の代表１名からなる調査団をデルフザイル市へ派遣し、姉妹都市提携についての申し入れを行った。そして、新南陽市にとって市制施行20周年として記念すべき年である翌年1990年５月、市長ならびに議長をはじめとする姉妹都市提携調査団一行が、デルフザイル市を訪問し、姉妹都市提携盟約書に調印し、両市の友情のきずなを深めるとともに発展を誓い合った。

提携先の概要

デルフザイル市は、デルフ川にあった水門(ザイル)という意味を持った、オランダ、フローニンゲン州の東北部の北海に面した北オランダのもっとも大きな港湾都市であり、また化学工業都市である。人口約24500人、面積50.58k㎡からなるたくさんの新しい建物がある、近代的なすばらしい港町であり、1950年代から60年代にかけ、岩塩や天然ガスが発見され、化学工業を主体とする工業の町として発展している。また、教育施設や会議場や音楽堂などの社会的・文化的施設も充実し、デルフザイル市近郊の海や島々は、水上スポーツを楽しむためのリゾートでもあり、平和で広々とした田舎に囲まれた快適な町である。