自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

第一次大戦中、中国の青島で日本軍の捕虜となったドイツ兵士約千名が鳴門市に送られ1917年から３年間、収容所生活を過した。その間、人種・敵・味方をこえた人間愛と友好が地元民との間で芽ばえた。この友好を記念するため、市では1972年市費でドイツ館を建設、これを機にさらに日独友好、親善の絆を深めるため、翌73年市長が訪独の際、リユ市を訪問、リユ市長と仮契約、同８月リユ市、同10月鳴門市において姉妹都市締結の議決がなされ、翌74年４月18日市長が再度リユ市を訪問盟約書を取り交わした。

提携先の概要

ドイツ連邦共和国の北部、ニーダーザクセン州の都市、人口６万人鳴門市とほぼ同じ。ハンブルグ市の東南約50㎞。10世紀ごろから岩塩で栄えたまちで、製塩で栄えた鳴門市とも似かよっている。ゴシック風の建物が多く残っていて、ドイツでも中世建築物の宝庫とも呼ばれている。同市には“ドイツ最後の自然”と呼ばれる“リューネブルガー・ハイデ(原野)”もあり、大自然と歴史の調和した美しいまちである。製塩・製鉄など地下鉱物資源を利用した工業のほかろう漂白、木材加工などが盛ん。“ルシア”で知られるファッションセンターや大規模な低温冷凍工場が、近隣都市を含めた食料品供給の中心的役割りを果している。