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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

高知市はかねて中国の都市と友好関係を持ちたいと望んでいた。北京の日中友好協会から蕪湖市を紹介されたので、蕪湖市の実情を視察したい旨打診したところ、早速招請状が届き、59年４月市長を団長とする代表団を編成して蕪湖市を訪問した。蕪湖市側に大歓迎され、友好都市関係樹立について積極的な姿勢を示された。高知市は蕪湖市を友好都市としてふさわしいと判断し、蕪湖市長を団長とする友好訪問団を招請し、その際友好都市関係を発展させ、60年４月に友好都市締結の正式調印を行うことを協議した。59年11月市長を団長とする高知市蕪湖市友好訪問代表団が訪中し、仮調印を行った。60年２月に蕪湖市経済視察団、60年３月蕪湖市農業視察団来高、60年４月19日蕪湖市長を団長とする蕪湖市正式調印国が来高して議定書に調印し、提携が成立した。

提携先の概要

蕪湖市は安徽省の東南部の青弋江と長江の支流点に位置し、面積は4,498k㎡(うち市部203k㎡)、人口206万人(うち市部57万人)である。気候は温暖で、雨量も多く、一般に「魚米の里」と云われ、「四大米の都」の一つとして知られている。工業は、軽紡織工業を中心として、化学、機械、電子、建材、造船、電力、冶金工業があり、対外貿易も盛んであり、また観光事業も発展してきた。市内の工業では、紡織が最も多く、６割近くを占めていて、羽毛製産物、刺繍品、綿糸、綿布、革靴、鉄画、航海灯、魔法ビン、工作機、羅計盤、光学機器などで、国外にも輸出している。交通は４つの鉄道の交わる地点であり、また水路は大小の川が網のようにあり、長江に沿う蕪湖の港は、25の埠頭があり、北岸の裕渓口港は、河港として全国最大の石炭積出港である。南岸の朱家橋は、外国貿易埠頭で、１万トンの船が停泊できる。