自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1965年４月25日高知県知事南米訪問に際し伊野町長随行。コチア市を訪問した際に同市長に姉妹都市構想について提案、同年６月３日姉妹都市提携について公文書をコチア市長宛発送。同年10月18日コチア市長を代表してコチア産業組合理事長中村一喜氏伊野町を訪問姉妹都市提携について具体的話し合いを行う。同年12月２日姉妹提携について町議会に提案し「伊野町はブラジル国サン・パウロ州コチア市と姉妹都市として提携する」ことを議決し滞在中の中村一喜氏に議決書の写しを手渡し同時に同市サンタマロー青年連盟に野球大会の優勝旗を託す。1966年５月５日コチア市長は「コチア市は伊野町と友交を結び“姉妹都市”と認める」法律を公布。同年５月21日その写しを来町したコチア産業組合理事により受領。同年６月10日伊野町議会議長姉妹都市提携調印のためコチア市を訪問。同年６月18日コチア議事堂において姉妹都市提携書に調印。

提携先の概要

コチア市は南米ブラジルのデンマークと言われるサン・パウロの北方約30キロの所にあり人口は約３万人、日系人の占める人口比率は頗る高く中でも伊野町出身者60家族約350余人。今ではブラジル随一の農業地帯として日系人がその経済を牛耳って居り、さらにコチア市政にも参画している。ブラジル１位、即南米一のマンモス農協コチア農業組合は数万の組合員をようし、事業範囲は日本全土の約２倍、約300億円余馬鈴しょ、花造り等、あらゆるものが取扱われブラジルの農業物価格はコチア産業組合の動きにより定められると言われる。赤い沃土の続く平原は果てしなく文字通りの一望千里の大陸に農耕地が連なり、気候温暖、空青く澄み冴えて水清く雨量適正なるこの土地は農業又健康の楽土である。