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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

村では、原子燃料サイクル施設の立地に伴い外国人の来村も増大することから、将来的な施策の一つとして国際交流を推進している。また一方において、村の基幹産業である農業酪農等の第一次産業の振興を図っており、農畜産物の付加価値を高めるための施設として牛肉処理加工施設を計画している。施設の運営にあたっては、ハム・ソーセージの先進技術を有するドイツの技術を導入する方向で検討していた。そのような中で、｢村まちづくり協議会｣が主体になり、姉妹都市の候補地を調査していたものであり、村と似たような状況にあり、ミューリッツ湖畔の観光都市、自然保護と第一次産業を大事にしている等からヴァーレン市を候補地として平成４年９月に訪問し、大歓迎を受け、市の幹部と懇談し今後の交流について意見交換した。その後、平成５年７月にヴァーレン市側の招待を受けて村長、議長他が訪問し、食肉加工マイスターの派遣についての検討を依頼すると共に友好提携の意向が固まった。さらに平成６年４月には、村の招待を受けてヴァーレン市から市長一行が来村し、友好都市協定を締結した。

提携先の概要

ヴァーレン市は、ドイツ連邦共和国の最北部のメクレンブルク＝フォアポンメルン州ミューリッツ郡に属し、人口24,000人の市である。ベルリンからバルト海に面した港湾都市ロストク市にアウトバーンで110㎞、国道で30㎞のところにある。総面積は15,800haで、ドイツ最大の内陸湖｢ミューリッツ｣を含む水面面積は610haを占める。森林面積は3,226haで全面積のうち6,400haが自然公園法により開発されており、森と湖など自然が豊かなところである。市街地は700年の歴史を有する典型的な中世の都市で、石畳道路にレンガ作りの家などヨーロッパ独特の街並み景観を持っている。産業としては、農業、漁業、林業、木材加工などの第一次産業が主体であるが、最近はミューリッツ湖を望む郊外に工業団地を造成し、企業誘致を図っている。