自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1972年８月21日、長崎在住ポルトガル名誉領事、清島省三氏が渡欧に際し、ポルト市長あてのメッセージを託しポルト市との姉妹都市縁組みの希望を伝えた。その後、書簡等による折衝の結果、1973年９月18日ポルト市議会で議決、同年12月21日長崎市議会全員協議会で承認を受けた。その直後、ポルトガルで政変が起こり提携調印がのびのびとなっていたが、1977年５月30日長崎ポルトガル親善使節団がポルト市を訪問したのを機会に提携調印への急速な進展をみたので1978年５月26日、市長、市議会議長をはじめ民間使節団がポルト市を訪問、正式調印を行った。

提携先の概要

ポルト市は、ポルトガル共和国北部にあり、リスボンに次ぐポルトガル第２の都市で人口約50万人、ドーロ川の河口に開けた港町である。北部商工業の中心地、漁港として、商工業、水産業が重要産業であるが、特にポートワインとして知られるブドウ酒の名産地として世界的に有名である。他に銀細工、香水、宝石加工なども盛んである。最近では郊外に各種の工業化が急ピッチで進んでいる。またポルトガルで最も古く開けた由緒ある都市で、市内には長崎と同じく坂の多い石だたみや教会、大寺院などの歴史的建物が多く、古いヨーロッパの面影を残している。