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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

鷹島町（現・松浦市）の鷹島は「元寇の役」でせん滅した島として知られている。文永の役（1274年）に元軍が兵４万人、艦船900隻を編成し、対馬（対馬市）、壱岐（壱岐市）に続いて同年11月17日に鷹島に侵攻、ことごとくせん滅し、生存者はわずか２名であったと伝えられている。しかし、折からの暴風雨により元軍船団は大損傷を被り撤退した。しかし、７年後の弘安の役（1281年）に元軍が再び来襲し、兵14万人、艦隊4,500隻を擁し、鷹島周辺に集結したとき、7月1日の大暴風雨（俗にいう神風）によって艦船の大部分が沈没、元軍は全滅に至ったと伝えられている。その歴史は史実として、鷹島周辺海域では元軍の遺物が数多く引き揚げられている。さらには、海底には限りない遺物が埋蔵されていることも水中考古学調査によって確認されている。この元寇という悲惨な歴史は過去として、今後は両国が親善交流を図ることにより平和と友好を維持発展させるため、同国と交流を進めることとした。

提携先の概要

・モンゴル国は中央アジアの東部に位置し総面積は156万6,500平方キロメートル、我が国の４倍強の広さである。
・首都ウランバートル市の面積は2,000平方キロメートルとなっており、気候は大陸性であり、寒暖の差が大きく低温度で降水量が少ない特色をもつ。
・ウランバートル市より西約450キロメートルの所にホジルト市がある。温泉療養地としても知られ、40キロメートル離れた処にカラコルム遺跡がある。かつての、モンゴル帝国の首都で廟（びょう）として知られる寺院の跡が残っておりオルホン河の滝や遺跡群も数多く見られる。広大な草原と降るばかりの星、その醍醐味、ほかの国では味わえない豪快な大自然とのふれあいを求めて日本からの観光客も後を絶たない。