自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

かつて忠清南道の道庁が置かれ、又古代百済の都であった公州で、1971年に武寧王の陵(古墳)が発掘され、考古学界で大きな話題となった。その出土品と菊水町江田船山古墳の発掘(1873年)によって出土した出土品に酷似したものがあり、全国でも珍しい古墳がとりもつ縁で姉妹都市の提携を結ぶ。調印式は、公州郡庁で行われ、菊水町長と公州邑長との間で姉妹都市盟約宣言文及び協定書にサインし、両国の親善友好を誓い合った。

提携先の概要

公州市は、韓国忠清南道の東側中央部に位置している。北に錦江(クム川)が東からゆるやかに公山城(昔の熊律城)を囲むようにして南へ湾曲して流れており、東から南に月城山、舟尾山、さらに西から南には艇止・鳳凰・日落・望月山の尾根が連なってまちを囲んでいる。文字通り自然の要害である。総面積は約940.71k㎡、人口約13万９千人の閑静なまちで、日本書紀にも“熊律”という地名で記されており、百済王朝時代の中興期63年間の文化を今に伝える由緒ぶかい古都で、日本の飛鳥文化の源流ともなっている。数多くの名勝古跡があり、特に武寧王陵とその中から発掘された世界最初の金石文遺物である誌石は有名で、現在国立公州博物館に保管されている。教育大学、師範大学等があり教育文化都市として着実な前進と発展を続けており、1986年１月公州邑から公州市に昇格した。交通面では、近くに高速道路がありソウルから公州市まで高速バスで２時間30分で行くことができる。