自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

宮古市が市制施行50周年を迎えた1991年に市内の医院より医療機器を贈与され、それを宮古市日中友好協会等の仲介により烟台市経済開発区医院に贈呈、これを契機に医療研修生の受け入れ等の交流が始まった。翌1992年、贈呈した医療機器を設置した病棟の開所式典に市長、議長等が招待を受けて訪中、烟台市側と友好協力都市提携の方向で協議が整い、1993年10月26日に宮古市長一行が烟台市を訪問の上友好協力都市議定書に署名し、両市は友好協力都市となった。

提携先の概要

烟台市は中国東部の山東半島にあり、面積は約13,506平方キロメートル、人口は約628万人で経済技術開発区を有する中国の対外経済開放都市の一つである。唐代より外国通商の重要な港として栄え、古称を『芝罘』と言っていたが、明代に倭冠に備え、海に面した北側の山に「狼煙(のろし)台」を建てたことから『烟台』と呼ばれるようになった。気候は温暖で果物の栽培に適しており、その中でも特にりんごや落下生、そしてワインの産地として有名である。また、水産資源も豊富であり水産業も盛んであるが、最近は、農林水産業だけではなく、様々な鉱工業も目覚しい勢いで発展しており、中国の経済成長の牽引車の役割を果たしている都市の一つになっている。