自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

　平成4年8月、私達の先人が歩いた「進貢の道」を辿る「中国大陸3,000キロ踏査行」が福建省と共同で実施されたが、この事業を契機に、福建省と沖縄県の友好県省提携について話しがもちあがった。
　この共同事業の成功を背景に、そうほうは、友好県省の締結に向けて協議を行なった。
　その結果、締結の時期については、交流の実績を積んでからの方が好ましいということになった。
　平成6年度から沖縄県・福建省サミットが開始され、サミット合意に基づき農業、水産業、建設業、商業貿易、文化・学術、衛生・環境の各分野での交流が行なわれるようになり、そのひとつとして留学生・研修員の受入が開始された。
　また、平成6年10月に、福建・沖縄友好会館が着工され、平成10年5月完成を目指し建設工事が進められている。
　これまでの3回にわたるサミットの開催、留学生・研修員の相互派遣、学術・文化、経済等、多方面での交流が行なわれ、実績を積んできた。
　そして、機はまさに熟したというところで、平成9年9月4日、友好県省の締結をすることとなった。
　福建省と沖縄県の約600年に亘る交流の歴史に、いま、新たな歴史の1ページが開かれた。友好県省締結を契機に、沖縄県と福建省は今後さらに交流及び相互協力を推進し、両県省の発展とアジアの平和と繁栄に貢献することが期待される。

提携先の概要