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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

　1963年5月1日カウアイ郡会において、石垣市と姉妹市関係を結ぶ提案が決議された。同じく1963年5月23日石垣市議会においても、カウアイ市の姉妹都市提携の決議が行われた。しかしながら、諸般の事情により双方の姉妹都市関係はその後、何らの進展はなかった。
　1997年に、大濵長照石垣市長がハワイ州ホノルルを訪問した際、1963年以来のカウアイ市殿関係の報告を受けた。先人の約束を果たすべく、1999年5月に大濵長照石垣市長が、カウアイ島を訪問し、マリアン・クサカカウアイ市長を表敬、1963年に果たせなかった両市長の調印を行うことについて提案、クサカ市長は快諾した。1999年10月、マリアン・クサカカウアイ市長訪問団が石垣市を訪問し、姉妹都市調印をおこなった。

提携先の概要

地勢的に、カウアイ島はハワイ諸島の主要八島のうちの一つで、約500～600万年前、海底火山が噴火を続けて形成された島である。北緯22度西経160度に位置し、総面積は、1,445.7平方キロメートルである。気候は、１年を通して吹く貿易風の影響が大きい。太平洋上から運ばれてくる暖かい湿気を帯びた貿易風は、カウアイ島を吹きぬけるとき、上空に押し上げられ、高度と気温の関係で湿気が雨に変わるために山頂付近はいつも厚い雲におおわれ、年間１万２千ミリもの降雨量を記録する。カウアイ島は、ニイハウ島を含むカウアイ郡の中心で、郡政府はリフエにある。1968年に発効した郡憲章に従って、郡長、郡議会中心の自治体制が整っている。人口は約５万６千人。カウアイ島の主要産業は、製糖業であったが、近年製糖業に代わりコーヒー栽培が盛んな島になっている。観光業による収入は、他産業を含めて最も高い比率を占めていて、観光客数は年間約百万人もおり、その内１割が日本を含むアジア太平洋地域からの旅客である。