自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

中国福建省泉州と琉球との関りは1372年に浦添に城を構えていた中山王・察度が中国へ入貢したことにはじまり、以後、両国は密接なつながりを保っていた。その間の交流を通して中国は琉球の文化、風俗・習慣などに大きな影響を与えた。その後、日中両国は歴史的に不幸な時代を迎えたが、両市は古くからの友好の絆のうえに立って、日中両国人民の世々代々にわたる友好と世界の恒久平和への貢献を目指して、友好都市の締結を行うことになった。

提携先の概要

泉州市は１区・７県から成り、面積は1,000k㎡余、人口は5,200,000人を越える厦門と福州の間に位置する東海岸沿いの都市である。泉州は亜熱帯海洋性気候に属していて、年平均気温は20.6℃で農業に大変適した地域である。特産物としては、砂糖、果物、茶及び水産物があるが、特にウーロン茶、竜眼、かんきつ類などがよくできる。水産物は福建省で第２位の水揚げを誇っている。また、泉州市では、海外からの投資も盛んで、製品加工、製品の規格仕様製造、コンポーネントの部品生産を行っている。泉州市の輸送体制も整備されており、市内には大小30以上の港湾があり、？州湾の肖？港は天然の良港となっている。最近、空港も完成した。泉州市は、豊富な労働力、輸送の利便性、並びに各種情報入手の容易性により、福建省における有望な工業地帯として発展を遂げている。