自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

　平成２１年に社団法人日本造園組合連合会の小杉副会長（当時）がアゼルバイジャン共和国政府の依頼を受け、同国イスマイリ州に日本庭園を建設し、その庭園を視察した大統領が深く感動し、イスマイリ州が日本の都市と積極的に交流するよう州知事に提言をしました。
　その後、同州知事から相談を受けた小杉副会長が交流都市としてイスマイリ州と同じく自然豊かで風光明媚な伊東市を推薦し、国際観光温泉文化都市である伊東市と積極的に交流を開始したいとの同州の意向が出され、アゼルバイジャン政府の承認後、同州から友好関係の構築について要請がありました。これを受けて、平成２４年１０月に伊東市長がアゼルバイジャン共和国イスマイリ州を訪問し、同州知事と交流について意見の交換や情報収集を行い、平成２５年３月２２日に市議会全員協議会においてイスマイリ州との友好関係構築に関する経過を説明した後、平成２５年１１月２２日に相互に友好交流協定を交わしました。

提携先の概要

　首都バクーから西北西へ約１８０ｋｍ、コーカサス山脈の南東に位置し、州都イスマイリとラヒジ、バズガルの町及びその他１０６の村で構成され、面積２，０６０㎡、人口約８万人の州です。
　イスマイリ州は、アゼルバイジャンの中でも最も風光明媚で豊かな自然に恵まれ、ラヒジに代表される伝統的な文化が継承されている地域でもあります。有数なぶどうの産地として、ワインやコニャックの生産も行われ、工業ではアゼルバイジャンの代表的な産業であるカーペットの生産や、伝統的な工芸品である銅鍛冶製品などが特に有名で、自然豊かな同州では、樫やブナの森の中に数多くの植物や、鳥類などが生息し、多くの人が訪れる観光地となっています。