自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

昭和37年(1962年)、ソ日協会の招きにより、日ソ協会事務局長S.P.ハーリン氏が来仙した際、日ソ協会宮城県連合会幹部との間で仙台市とソ連の都市との姉妹都市提携につき話題となり、白ロシア共和国の首都ミンスク市が推せんされた。昭和46年(1971年)９月、日ソ協会宮城県連合会代表団７名がミンスク市を訪ね、姉妹都市提携を希望する島野仙台市長のメッセージを届けた。その後両市間で文書、資料の交換を通じ、親善が深められたが、昭和47年(1972年)３月31日付のコバリョフ・ミンスク市長からの文書で、仙台市との姉妹都市提携に全面的に賛同する旨の回答を受領。昭和48年(1973年)４月６日、仙台市長等10名がミンスク市を公式訪問、都市提携共同コミュニケを交換し提携が成立した。

提携先の概要

ベラルーシ共和国の首都。モスクワ(ロシア共和国)の西747キロ、ドニエプル川の支流スビチロチ川にのぞむ要衝の都市。ロシア最古の都市のひとつで約900年の古い歴史と伝統を持ち15世紀以降商工業の中心地として繁栄、1793年ロシア領となった。人口約170万人、文化と工業の中心地として発展しており、ベラルーシ共和国の工業生産の30％以上を生産し、中心部門は機械製作、金属加工工業である。大学14校、科学アカデミー・劇場６、博物館８、大小の図書館180など学術文化機関が数多い。1991年末、ソ連から独立国家共同体へという国家体制の移行により、ソ連邦の一部であった白ロシア共和国はベラルーシ共和国と名称を変更し、主権国家となった。ミンスク市は同共和国の首都であると共に、旧ソ連の各共和国から成る独立国家共同体の首都機能も果たしている。