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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1971年６月、チビタベッキア市を視察してきた一力河北新報社社長の仲介により、同市が石巻市と歴史的事実と相似たる港湾都市であることから、姉妹都市の盟約を結ぶことが最適と考え、石巻市議会全員協議会で協議する一方、河北新報社を仲立ちにイタリア大使館と折衝を待ちまた、チビタベッキア市長あて姉妹都市締結について石巻市の意向を伝え、同年10月12日千葉石巻市長が欧州視察の途次、チビタベッキア市を訪問、同市市長ほか市の有力者多数参列のもとに盟約書に調印し、両市は堅い友好のキズナで結ばれた。
その後、平成17年に石巻市が市町村合併した際に、新市として新たに締結の結び直しを行う必要があったが、チビタベッキア市の体制が整っておらず、締結に対応できない状況が続いた。
その後、東日本大震災が発生し、さらに締結を見送ることとなったが、本年度、調印式典を実施することができた。

提携先の概要

チビタベッキア市は、ローマの北、約74キロ、チレニア海に面した人口約５万の港湾都市で、古くは軍港として栄え、現在はローマに穀物、石炭などの物質を供給する“海の玄関”として、またヨーロッパの代表的な避暑地サルジニア島への運路基地として、交通、通商の中心地であるほか、漁業基地としても発展している。町の大部分は、第２次大戦中、空しゅうで破壊されたが、現在は復興され、長谷川路可画伯が壁画を描いた教会もある。また、最近は、火力発電所、セメント工場などが立地し、近代化への道を歩んでいる。