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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

南方町(現 登米市)と中国との交流は、1985年9月に南方町農協青年部の30周年記念事業として、青年部員28名が無錫県紅旗郷(現在の華庄鎮)を表敬訪問したことが始まりであり、翌年から「活力に満ちたまちづくり」の推進者となる農業後継者を育成することを目的に町・農協共催のもと「農業後継者派遣事業」として、これまで12回・164名が渡航しており、中国からは華庄鎮友好訪日団、華庄鎮農業研修生(約1年)、無錫県貿易考察団、そして無錫市恵山区農業経済使節団を招聘し、友好親善を深めてきた。2004年、南方町制施行40周年及び中国友好交流20周年を記念し、友好関係議定書の締結に至った。

提携先の概要

＜位置＞無錫市は江蘇省の東南部に位置し、東は上海に128km、西に南京に183km、南は太湖に臨み、北は揚子江を背にし、その内恵山区は揚子江のデルタ地帯に位置する。
＜人口＞37万1千人
＜気候＞亜熱帯季節風海洋性気候に属する。四季がはっきりしており、温暖湿潤な気候で年の平均気温は15.5度。雨量、日照時間も十分で、年平均雨量1000ミリ、平均日照時間は2000時間程度である。
＜産業＞恵山区は、中国近代工業の発祥地であり、現代郷鎮企業の発祥地でもあり、「郷鎮企業の王国」とも呼ばれている。郷鎮企業は恵山区の主体経済であり、年間の経済総量の95％を占めている。
＜特徴＞恵山区では、都市と農村の一体化を目指し、「開放的に区を建設し、強い区を開放的にする」という戦略方針を基に、2002年現在のGDP152億元を2005年末までに倍にするよう努力しており、「民が豊かで、区が強い」という全体目標のために良い基盤を築き上げようとしている。