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提携情報

提携の動機及び経過

平成２年当時、鹿島台青年の船友の会(現在の金水区相互交流協会)では、海外青年の受け入れ事業に取り組み、フィリピン女子高校生７名、アセアン青年の船団員６名、中国青年２名等、アジアの青年達を中心に多くの人たちとの交流を通し、親善を深めてきました。そのような中、会員達の中から海外派遣事業を実施しようという気運が高まり、一方町でも、国際交流事業の実施が検討されており、青年の海外派遣事業が実現することになりました。派遣国の検討を行った結果、中国には古来から日本との関わりが深く、また、青年の船事業は８年間中国に派遣されており、多くの知人や友人がおり交流しやすいことから、中国に派遣することに決定されました。このような経過から、平成２年に青年の船友の会５名が北京、鄭州、西安、上海と視察を行いました。その中で河南省鄭州は、世界の大河黄河が流れており、昔から水害に悩まされ、水との戦いが歴史に残されている地であり、さらに米作を中心とした野菜、果樹、園芸など農業を基幹産業として発展した地域であり、このことは、鹿島台町の歴史、産業、風土に非常によく似ていることから河南省鄭州金水区との友好交流が進められることになりました。

提携先の概要

鄭州は河南省の省都、北に黄河を、西に崇山が、また東と南に広漠とした沃野「中原」が広がる。歴史上初の王朝・商が王城の地としたところであるが、新中国創立以来、有数の工業都市として躍進、近代都市の体裁も既にできている。特に中国の重要な綿紡績工業の中心の一つであり、鄭州大学などの大学や科学研究機関も集まっており、省都として政治・文化・交通の中心となっている。金水区は河南省鄭州市の市内に位置しており、金水区は金水河が鄭州市に流れることによって、有名になりました。市内東北部に位置し、総面積は242、２キロメートルで市区面積は40キロメートル程です。総人口は59万人で、この区は鄭州市でも一番面積が広く、人口の一番多い区です。