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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

戦前、満蒙開拓団として本県からかなりの人数が派遣されていたことなどから、中国東北部の三省とは以前から深いつながりを有していた。平成２年と４年に黒龍江省の都市と本県本町の友好提携が行われ、また平成４年５月には、同省のハルビンから松花江、アムール川、日本海を経て酒田港に到る「東方水上シルクロード」が開設されるなど同省との経済交流も活発となった。こうした機運の高まりのもと、平成５年８月10日に友好県省の盟約を締結した。

提携先の概要

中国東北地区最北部の省で、総面積45万４千平方キロメートル、人口3,807万人(2000年)である。民族は、漢族、満族、朝鮮族を始め40以上からなっている。地勢はなだらかで機械耕作に適しており、肥沃な黒土が60％を占めている。大豆、小麦、トウモロコシ、米、馬鈴薯、雑穀などが生産される。中国の中では森林面積の多いところで、中国全体の森林総面積の１割が黒龍江省にある。鉱物資源も豊富で、大慶油田の石油をはじめ石炭、金、グラファイト、銅、モリブデン、鉛、亜鉛、タングステン、水晶、雲母など111種類の鉱物が産出される。経済は、国の重要な工農業基地となっており、省内総生産は3,253億元(2000年)、年間平均給与は7,835元(2000年)である。