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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1976年に酒田市では大火、唐山市では大地震に見舞われ、この災害から見事に復興を成し遂げたという一つの事実が切っ掛けとなり、1987年２月に張国川唐山市副市長を団長とする一行５名の唐山市考察団が酒田市を訪問した。この訪問により、国際化をめざす両市の間に今後とも交流をとおして、相互理解を深めることで覚書をとりかわし両市の相互交流がスタートする。その後、毎年、相互に友好交流を重ね、酒田地区日中友好協会を中心とし、多くの市民も唐山市を訪問した。また、唐山市から２度にわたり農業技術研修生の受入れを行い、産業経済的な面での交流も進展した。このような交流を重ねる中、酒田市全般に唐山市との友好都市締結の気運が高まったことから、1990年５月に酒田市議会議長を団長とする酒田市代表団が唐山市を訪問し、７月に酒田市で友好都市を締結することに関し合意し、1990年７月26日、陳立友唐山市長が酒田市を訪問し、７月26日に友好都市の調印をした。

提携先の概要

唐山市は、中華人民共和国河北省の省轄市で、北京市の東約154km、天津の東北100km、北京から急行列車で４時間のところにあります。主な産業は、中国第２の炭坑を有する他、鉄鋼、電気、建材(セメント)、機械加工を中心とした重工業都市です。唐山市は、五つの行政区、三つの市、七の県、二つの農場を管轄しています。総面積は13,000平方キロ、人口は約671万人です。市内面積は1,090平方キロ、市内人口は155万人です。年間平均気温は摂氏11度、一月がもっとも寒く、平均零下５度、七月がもっとも暑く、平均25度で、年間平均降雨両は680ミリです。唐山市は、河北省東部の経済の中心地で、重工業都市であるとともに、農業も盛んであり、耕地面積は59万ヘクタール、農業人口は486万人です。1976年７月28日午前３時42分、マグニチュード7.8の地震が発生し、14万８千人が死亡したほか、重軽傷者は８万９千人という大変な災害に見舞われたが、見事に復興を為し遂げた市です。