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提携情報

提携の動機及び経過

平成8年に市民による民間組織の「入間市・奉化市友好交流協会」が設立されて以来今日までの間、同協会の会員を中心として市民の皆様が奉化市を5回にわたり訪問するなど交流が活発に行われてきた。
　また、平成10年には、入間市の地場産業である茶業界や市議会議員の有志の方々が同市を訪問し、交流を深めて来た。一方、奉化市からは対外友好協会会長を始め、議会関係者や市の幹部の方々が当市を訪れたり、農業使節団の一行も来訪している等、民間交流が年々盛んになった。
　このように民間レベルによる両市の交流の活発化に伴い、行政と更なる交流の発展を深める必要性があるとの認識のもとに、両市の間で友好都市を結び、経済や文化での交流を中心とした国際的な交流を一層活発化することを目的として、去る平成11年11月に交流の第1歩として両市の間で友好都市締結を前提とした「覚書」を交わした。
　以上のような経過を踏まえ、友好都市の締結を行なう運びとなった。

提携先の概要

　奉化市は東シナ海(東海)沿岸の長江デルタ地帯の南部に位置し、人口48万４千人、陸地面積1249k㎡、海域面積96k㎡を擁する中国第一級の解放区の一つである。
　奉化市は名所旧跡に恵まれた風光明媚な都市である。中国屈指の名勝である渓口雪賓山は、以前より美しさを増した古刹、滝、湖で有名であり、絶景、孤高、静寂、隔絶、自然がこの地の眺望である。
　奉化市は、長い歴史をもった高品質の衣料産業の故郷として、また高い縫製技術で有名である。第一級品の中山服と洋服は奉化市で作られている。奉化市は国家繊維産業相から｢縫製の故郷、近代中国衣料産業の発祥地｣と称されている。
　奉化市は｢中国の上位100縣(市)｣の一つであり、市民生活は豊かで安泰である。主要産業は、衣料、食品、機械、電子、化学、建築材料の６部門であり、農林水産業も広範に発展を遂げている。水蜜桃、里芋、赤貝などが特産品として知られており、特に水蜜桃は名高く、国務院開発センターから｢中国水蜜桃の郷｣と称されている。