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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

西安市との交流は、1982年11月、中国西安市長が来船したのを契機として、1983年５月、市長・市議会議長他、議員及び船橋商工会議所会頭他多数の市民参加による友好親善視察団が西安市を訪問、熱烈歓迎を受け、日中交流並びに両市の良好の輪を広げた。こうした中で、1984年、書道使節団が西安市を訪問し友好を深め、同年11月に中国西安文化・物産展が船橋市で開催される等、文化・経済等各分野で活発な交流が行われた。また、1987年11月には、袁正中西安市長が来船し、引き続き両市の友好交流を促進していくことで合意するとともに、友好交流のために合意書調印を行いたい旨の表明がされ、両市の絆は一層強まった。こうして、1988年４月26日、船橋市長をはじめ、行政関係者及び議長、副議長他議員団からなる船橋市・西安市友好親善代表団が西安市を訪問し、両市長が「船橋市・西安市友好交流促進合意書」に調印し、今後一層の友好交流促進を約束した。その後、両市間でさまざまな分野で活発な交流が行われ、1994年11月２日には船橋市から市長をはじめとする友好親善使節団が西安市を訪問、諸分野において交流協力を図り、両国・両市の友好に貢献することを約して、友好都市を締結した。

提携先の概要

西安市は、3100年の歴史をもつ中国の古都で、かつては長安と呼ばれ、現在は陝西省の省都であり、政治・経済・産業・文化の中心地として、人口約668万人、面積9,983平方キロメートル、中国西北地方の最大の都市として繁栄している。西安は中国西北地方東部の関中平野に位置し、渭水(河)に臨んでいる。気候は温帯大陸性で温かく、また、雨量がほどよく、土地は肥え、良い自然環境に恵まれている。西安の歴史は、紀元前11世紀にさかのぼる。西周が西安に都を定めて以来、秦、西漢、隋、唐などの王朝が、ここに都を建造し、歴代王朝の都として栄え、また、シルクロードの起点として東西文化の交流に大きな貢献を果した。そのため、歴史的な文化遺産が豊富で、現在世界的な歴史・観光都市としても有名である。今日の西安市は、周辺地区の重要な工業基地として、また、産業や流通の中心地としてばかりでなく、全国の科学技術や高等教育の文化の中心都市の一つとなっている。