自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

昭和53年の成田空港開港以来、諸外国との交流を通じて、市民が外国の都市を正しく理解することは、街づくりの上で大いに役立つ、との考えから、相手先の調査・検討に入った。その後、往来のしやすい中国の都市を第一候補とし、昭和60年には関係機関等の協力を得て紹介された秦王朝の建都の地という古い歴史を持ち、一方新しい空港を建設しているなど当市と類似点が多い陝西省咸陽市と交流を開始。以後、提携推進のため当市から６回の友好使節団が咸陽市を訪れる一方、昭和61年７月には咸陽市長一行５名が来成し、友好を深めた。昭和63年７月、咸陽市長より友好都市締結が批准された旨の連絡を受け、同年９月14日、咸陽市長一行５名を成田市に迎えて友好都市締結調印を行う。

提携先の概要

同市は、陝西省(中国中央部)のほぼ中央部に位置し、省都西安市から北西へ25㎞の距離にある。面積は10,223k㎡、人口は約483万人。主要産業は軽工紡績、電子工業、農業であり、陝西省の主要な食糧生産地となっている。また、歴史の古い都市であり、紀元前11世紀から、周、秦、漢、隋など11王朝の首都または畿内で、特に秦の始皇帝が、この地に中国の歴史上はじめての封建的中央集権国家を建設した。名所旧跡も数多く、漢、唐時代の32人の皇帝の内、27人の帝王陵(乾陵、茂陵等)や楊貴妃の墓も現存している。さらに交通の要衝でもあり、鉄道網の接続地、道路網の中心地に加え、1991年には、新西安空港(咸陽国際空港)が開港した。