自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1992年8月、市民を中心とする「鎌ヶ谷市姉妹都市提携推進委員会」を設け、候補都市の選定や提携後の市民交流がスムーズに運べるかなどの検討を進めた。
1993年12月、同委員会から候補地を鎌ヶ谷市との姉妹都市に前向きであった3ヶ国11都市のうち、最終的に選定基準に合致したファカタネとする答申が市長あて提出された。これは、自然環境や教育環境、街並み、安全性などのすばらしさ、また、青少年交流をはじめ幅広い交流が考えられるとともに、視察調査時のファカタネ側の熱心で心温まる対応に好感を得た等のためである。
市では、この意見を尊重し慎重に検討した結果、1994年3月にファカタネを将来の姉妹都市とすることを決定。ファカタネにおいても同年12月、「ワカタネ姉妹都市委員会」が鎌ヶ谷市と姉妹都市の提携をしていくことを決定した。
ファカタネとは1993年以来交流を進め、1995年9月に仮調印を行い、今後一層市民同士の教育、文化、スポーツ等の交流を通しての友好を願い正式に調印を行った。

提携先の概要

ファカタネは、たくさんの小さなまちが集まっています。オホペ、エジクンベ、ムルパラ、タネアトウア、マタタや、その他多くの小さいコミュニティがあります。その中でもファカタネが一番大きなまちであり、地方政府もファカタネにあり、この地域の中心となっています。
ファカタネは、ニュージーランドの北島(ノースアイランド)の東側に位置し、プレンティ湾（ベイ・オブ・プレンティ）に面しています。
ファカタネは、周辺のまちを全部含めると人口33,500人でこれらの人々に行政サービスをしている自治体です。面積は4,330平方キロメートルです。そのファカタネの地域内には、2,110平方キロメートル自然のブッシュ、たくさんのきれいな小川や,川、透き通った湖の地域を含んでいる国立公園（テウレウェラ・ナショナルパーク）があります。地域の北側にはきれいな海岸のまち・オホペがあり、世界でもっとも近づきやすい火山の島であるホワイト・アイランドを含む太平洋の島々があります。
レクリエーションについては、ほとんどが可能です。特にアウトドアスポーツはいろいろな種類があります。
産業については、牧畜業・農業・林業等の第一次産業が主な産業です。
気候は温暖であるため、日がよく照り、多種多様な農業や、園芸、その他レクリエーションに最適な環境のまちです。またファカタネは、歴史的にはニュージーランドに移住した７つのカヌーの一つが上陸したところであり、ファカタネの歴史はマオリ文化により豊かなものとなっています。