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提携情報

提携の動機及び経過

1979年、東京都が北京市と友好都市提携を結んだ関係から、北京市内の各区と東京都の23区との友好交流を推進したいとの提案が出された。それに基づき、1981年に当時の目黒区長が、東京都区市町村中国訪問団員の一員として、北京市、西安市等を友好訪問した。その後、東京都の打診を受け、1984年に目黒区は崇文区との交流について希望を表明。書簡等により、相互の情報交換を続け、1986年、第一次目黒区・崇文区友好交流訪中団が、北京市崇文区を訪問し、両区の友好交流について協議を行った。その後の度重なる交流を経て、1991年10月に第三次東京都目黒区・北京市崇文区友好交流訪中団が崇文区を訪れ、友好協力関係促進のため協定書に調印した。
2010年7月1日に崇文区が東城区と合併し、新たな東城区となった後、2010年12月、具体的な友好交流事業について毎年度取り交わしている覚書に沿って目黒区友好交流代表団が新東城区を訪問し、今後の友好交流継続を確認するとともに、2011年9月１日に目黒区と東城区との間で、同様な協定書を取り交わすこととなった。

提携先の概要

崇文区は中国北京市の四つの区域の一つとして、北京城域の東南部に位置する。面積は16.46平方キロメートル、人口は41万人。区内には273ヘクタールの面積をもつ「天壇公園」があり、ここは明、清両代の皇帝が天を祭り、五穀豊穰を祈願したところで、560余年の歴史をもつ。商業の歴史は古く、前門大街は明代にすでに繁華街であった。主な産物としては、メリヤス、毛織物、特殊工芸品(絹花、象牙の彫刻、ガラス器など)、皮革、自動車部品、金属機械、プラスチック製品等がある。