自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

昭和58年10月にドゥブリング区のティラー区長が世田谷区を訪問したことをきっかけに両都市の交流が始まる。世田谷区もドゥブリング区もともにみどりに恵まれた住宅地であり、又、文化都市を志向しているなどの共通点があり、文化、芸術を中心に交流を深めていった。交流を重ねていく中で、両区の発展はもとより世田谷区とウィーン市、日本とオーストリアの友好親善の懸け橋として相互に協力しあっていくことで合意に達し、姉妹都市提携に至った。なお、オーストリア共和国の首都ウィーン市は、国の中立主義により姉妹都市提携はしないことを原則としている。現在は、区内の小学生が毎年ドゥブリング区を訪れ、異文化体験をしている。また、区内の合唱団がジョイントコンサートなどを開き、お互いの交流を深め合っている。

提携先の概要

ドゥブリング区は、ウィーン市の第19区で、オーストリア共和国の首都ウィーン市内の北西部に位置する閑静な住宅地域である。区の北部から西部にかけては「ウィーンの森」を有し、中部から西部にかけてはブドウ畑が多く、ワイン醸造が盛んに行われている。ベートーベンがドゥブリング区に住んだ時期があり、交響曲第３番『英雄』、第６番『田園』はこの地で生み出された言われているなど、音楽の都ウィーンの歴史と文化を物語っている。