自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1988年10月、練馬区は、国際友好都市提携の候補地を調査するために、練馬区国際友好都市提携調査団をオーストラリアに派遣した。調査団は、クイーンズランド州政府東京事務所から紹介された同州のイプスウィッチ市、豪日交流基金から紹介を受けたビクトリア州のブロードメドース市などを公式訪問し、調査を行った。その結果、イプスウィッチ市が、それまでどの国の都市とも交流がなく、練馬区との交流に強い関心を示したこともあり、調査団は、「イプスウィッチ市が友好都市提携の候補都市として当面適当である」との報告を出した。この報告を受けて、児童・生徒の絵画交流や親善訪問団の派遣、練馬区の中学生ホームステイ訪問団の派遣など、様々な交流を重ねて相互の理解を深めた。その結果、両都市間で最終的な合意が成立し、1994年10月15日にイプスウィッチ市長一行を練馬区に招き、合意書の調印を行った。

提携先の概要

イプスウィッチ市はオーストラリア国クイーンズランド州にあり、州都ブリスベーン市の南西40㎞に位置し、人口約13万5000人、面積は1770平方㎞。主な産業は、石炭・粘土などの産出業、林業、農業、金属加工業など。特に石炭は、推定埋蔵量3.5ｔといわれ、主として発電用やセメント工業用の利用されている。また、近郊は豊かな作物地帯としても知られ、クイーンズランド州全域に多くの種類の野菜などを供給している。