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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1979年５月、廖承志中日友好協会長(故人)を団長とする中国の各界代表者が、中日友好の船「明華号」で来富、県内各地を視察した。一行の中に遼寧省の代表が19名含まれており、県内各地で交流・交歓を行った。そして、同年７月、第９回青年の船(308名)の一行が遼寧省を中心として中国各地を訪れ、友好親善を深めた。その後、両県省は親密な交流を続けてきたが、1982年10月、知事を団長とする第12回青年の船一行293名が再び遼寧省を訪れた際に、省側から友好県省関係の締結が提案され、1984年５月９日友好県省締結調印式が執り行われる運びとなった。

提携先の概要

遼寧省は、面積14万5,900ｋ㎡、人口4,157万人(1998)で、中国東北地方の南部に位置し、南は黄海、勃海に臨み、西南は河北省と境を接し、西北は内蒙古自治区と、東北は吉林省に隣接し、東南は鴨緑江を隔てて朝鮮民主主義人民共和国を望む。省の62％は山岳、８％が河川、30％が平野であり、一般に６分の山、１分の水、３分の田といわれている。気候は、温帯の大陸性気候で、四季がはっきりと識別され、省政府所在地である瀋陽市の１月の平均気温は-11℃、７月の平均気温は25℃である。主な農作物は、大豆、コーリャン、トウモロコシ、落花生、リンゴ等がある。また、工業では、冶金、機械製造、石油、建材、石炭、電力、軽工業、紡績、電子などの産業がそろっており、中国の重工業基地の一つとなっている。