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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1910年に始まる本県出身者のブラジルへの移住の他、今日まで、海外技術研修員・県費留学生の受入れ、永年移住者の郷土招へい、日本語教師の派遣、青年の翼、南米親善訪問団などの派遣、そして県内都市との姉妹都市提携や本県企業の現地での操業などを通して密接な流動活動を展開してきた。このような交流の実績を踏まえ1983年青年の翼名誉団長として訪伯中の知事が、サン・パウロ州知事に友好提携を申し入れた。その後置県100年記念訪問団や定期訪問団による実務協議を続けた結果合意に至り、1985年７月、知事及び議長外11名が訪伯して、７月18日に友好提携協定書に署名、交換を行った。

提携先の概要

ブラジル南部の州であり、面積は248千k㎡(本県の約58倍)、人口は約3,412万人(本県の約30倍)である。気候は、南回帰線が州の中央を横切り、亜熱帯に属するが、海岸部を除いて海抜800ｍ前後の高原が広がっており、むしろ温帯に近いといわれている。農業面では、コーヒー、綿花、大豆、サトウキビなどの栽培が盛んで、ブラジル全体の生産の約12％を占める。また工業では、家電、自動車、鉄鋼などが盛んで、ブラジル工業生産の約46％を占めるなど南アメリカ最大の工業地域である。