自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

高岡市の第一高校と錦州中学は、1984年５月に友好校の提携を行ない、広範に両校の教育交流を展開してきた。その一環として、錦州中学訪問団一行が来高した際、堀高岡市長に錦州市長からの両市友好都市提携の意向を伝えた。両市はその後、何回かの友好訪問と文書の交換を経て、相互の理解と友情を深め、高岡市としても、錦州市が自然・産業等の種々の方面で多くの類似点を有することから、1985年６月７日高岡市議会において両市友好都市に関する議案を可決した。同８月に、堀市長を名誉団長とする青年の翼訪中団が錦州市を訪れ、10日、胡占山市長との間で、友好都市締結の調印を行なった。1995年には友好提携10周年を記念して、６月に高岡市訪問団(団長佐藤市長()８月に錦州市訪問団(団長胡前市長)がそれぞれに親善使節団として訪問し、これからも交流を深めることを確認しあった。

提携先の概要

遼寧省西南部に位置し、遼西の鉄道、自動車道の枢軸をなす内外交通の要衝の地であり、５つの市内区と７つの県を管轄し、面積17,828平方キロメートル、人口417万人である。錦州地区の産業は、豊富な資源に恵まれ、石油、化学工業、機械紡績及び製紙工業の発展が著しく、農業ではこうりゃん、とうもろこし、大豆等を産し、特に落花生が有名である。海産物も豊かで、車えび、赤貝等を輸出しており、商品の集散の中心でもある。また、数多くの歴史的文物と名勝旧跡に恵まれていることから、近年、観光開発に力を入れている。一方、科学技術、文化、教育及び衛生事業の発展も目覚しく、10の高等教育機関と582の医療衛生機関が整備されている。