自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1970年４月万国博お祭り広場でベルギーの代表的な民族行事「オメガング祭り」と金沢市の「百万石祭り」が共演、その際ベルギー政府側からこの親善の機会を紀念し発展させるためベルギー都市との姉妹提携が提案された。同年６月在大阪ベルギー総領事ノートン男爵が金沢と歴史、産業、都市規模の類似したゲント市を相手都市として推薦、その後同総領事の熱意ある斡旋により71年５月両市長間で提携の合意が成立、同年６月金沢市議会で提携が議決され、同年10月金沢市長がゲント市を訪問して両市都市提携盟約書に調印した。

提携先の概要

ゲント市は、ベルギーの首都ブリュッセルの西約50キロにあり、フランダース地方の中心都市で東フランドル県の首都、人口は約48万人である。５年ごとに世界的に有名な国際フラワーショーが開かれ別名「花の都市」と呼ばれる。７世紀に町ができて以来由緒ある多彩な歴史をもち、名所旧跡が数多く、また伝統的な文化、美術の町として金沢とよく似た性格を有している。中世紀に織物産業の盛んな町として繁栄、内陸港ゲント港はアントワープに次ぐベルギー第二の港に成長、現在、繊維、鉄工業を中心とした各種工業が発達し近代的な産業都市としても知られている。