自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1993年11月、市長ら視察訪問団６名が中国の都市との友好都市提携の可能性を探るため江蘇省や遼寧省等の都市を歴訪し、11月11日に初めてリツ陽市を訪れた。その後、94年３月に藩永和市長らリツ陽市友好訪問団一行６名が来市、翌４月に市議会議長らリツ陽市茶葉節松任市友好訪問団一行６名が訪問し、お茶を通じて友好交流を行った。95年３月、陳育新人大常委員会副主任らリツ陽市少年書道友好訪問団一行７名が来市し、書を通じて友好交流を行なった。同年７月、財政課長ら松任市リツ陽市視察団一行３名がリツ陽市を訪れ、今後の交流について、相互の意志の確認と事務レベルの協議を行なった。同年10月、王悦林リツ陽市長ら３名が、松任市制25周年記念を機に来市し、友好都市提携に関する合意書に署名した。

提携先の概要

江蘇省の南部、長江デルタの１番豊かなところに位置し、面積は、1,535k㎡で、人口約77万人、世帯数約25万世帯で、時差１時間です(日本が早い)。鹿児島県種子島と同緯度で、年平均気温は15.4℃、春秋時代末期にリツ陽の地名が登場し、2,200年以上の歴史を有し、1990年８月に国務院の許可を受けて市になる。観光資源は豊富で、省、市級の文物保護を受けているものは28点にものぼり、中国唯一の唐の「石刻井欄」や明の「淳化閣帖石刻」などがある。天目湖風景旅遊区は、休暇村や水泳場などがあり、美しい自然環境に恵まれた観光、保養、避暑に適した所で、「江南の珠玉」と称され、魚料理も有名である。また、95年７月に「人類の起源」とみられる約4,500万年前の化石が発見されたと報じられ、当時から温暖な気候で人や動植物の生息に適していたといわれている。