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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

本町と隣接する金沢市は、中国江蘇省と国際友好都市として交流発展を行なっており、その縁を通じて蘇州市と隣接する呉江市から友好都市提携の誘いがあった。その頃、時を同じくして町議会議員海外研修先も同じく中国であったため、同市を訪問した。本町は、家内繊維工業が地場産業の根幹をなし、また呉江市においては、絹織物が極めて発達しており、同じ繊維工業の共通点もあって友好都市提携の機運が盛り上がった。

提携先の概要

呉江市は江蘇省最南部太湖畔に位置し、蘇州市から16キロメートルのところにあり、上海、浙江に接している。市の面積は1,176平方キロメートルで、12の鎮と11の郷があり、人口は78万人。市府所所在地は松陵鎮。晉代の有名な詩人張翰は「秋風起つ佳景の時、呉江水にさかなへん鱸は正に肥ゆ」と詠んだため、呉江の別名を鱸郷とも言う。
＜現代の新型都市＞
呉江市は、松陵・盛澤・平望・震澤・同裏・？裏・蘆墟の悠久の歴史と経済発展した特色ある７鎮からなり、政治・経済・文化・交通・観光で有機的に結びついている。その野地、それぞれの機能を良く発揮し、農村経済と各種社会サービスの向上を推進している。新しい型の都市は、郷鎮工業の一層の発展需要に適するとともに、農村の都市化を促進している。
＜急成長する経済＞
呉江市の工業・農業生産額は100億元を越える。絹織物は伝統の基幹産業であり、国内有数の企業を擁し、品質の高い製品を誇る。絹生産額は３億メートル以上に上り、その輸出額は全国の８分の１を占める。年間の外貨獲得は、既に２億ドルであり、合弁会社は100社以上、合弁により投下された外国資本は、３億ドルを越える。工業発展の一方、農業も着実な発展を遂げている。穀物生産高は50万トンで、多年にわたって穀物生産の先進地として国務院の評価を受けている。
＜燦然と輝く文化＞
5000年前、先人はすでに呉江に住みつき、呉文化を育んでいた。時代時代で傑出した人が天文学・医学・文学・戯曲・書画・カンガイ・園芸に不朽の足跡を残している。特に現代では、進歩的文学団体“南社”と創始者の柳亜子先生は、反帝、反封の革命精神で名誉を得ている。同裏鎮、退思園、慈雲寺塔は、呉江の歴史文化の粋である。中共呉江氏委、市人民政府の指導のもと、全市民は、呉江市発展に向けた新しい時代の精神創造につとめている。