自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

敦賀港と大韓民国北坪港をフェリー航路で結ぼうとする機運が高まる中で、1977年11月末福井県知事、敦賀市選出県会議員一行の訪韓、1978年２月敦賀市韓国経済港湾施設視察団一行の訪韓、1978年６月22日江原道北坪青年会議所と敦賀青年会議所が姉妹盟約を締結、1978年10月31日江原道知事金武然氏一行の来訪、1979年２月敦賀市議会韓国親善施設団一行の訪韓、1979年６月15日江原道知事金聖培氏一行の来訪等の交流が重ねられ、善隣友好と敦賀・北坪両港を基盤とする貿易促進の協議が重ねられてきた。1980年３月、金聖培江原道知事から北坪町と墨湖町が合併して発足する東海市の生誕祝賀式に、敦賀市長と市議会議長の出席招請があり、同時に姉妹都市縁組についても協議したいとの申出を受けた。同年４月１日、高木市長を団長とする一行４名が祝賀式に出席。当日、金江原道知事同席のもとに、兪東海市長との間で両市の友好関係の確立と相互交流について懇談するとともに、姉妹都市縁組についても話合った結果、双方が所要の手続を経たうえ、姉妹都市盟約に調印するという議定書に署名した。その後、金江原道知事と兪東海市長から兪市長以下関係者が訪日し、両市の姉妹都市盟約の調印を行ないたいとの申出があり、相互に連絡協議のうえ、1981年３月の定例市議会に「敦賀市と東海市の姉妹都市に関する協定書」を提案し、議決を得た。

提携先の概要

東海市は韓国東海岸に位置し、1980年４月１日に北坪町と墨湖町が合併して出きた新生都市である。人口10万人、新都市計画の下、地方工業開発奨励地区に指定されて産業を発展させるべく、急速に開発されている。主産業はセメント工業であり、一方港湾整備が進展中で、東海港(北坪港を改名)と敦賀港を結ぶフェリー航路が計画されている。