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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

国際交流の機運が高まる中で、1987年７月15日と８月26日台湾省行政院原子能委員会一行が関西電力美浜発電所を視察に訪日。このことがきっかけとなり、美浜町と石門郷との友好樹立の話が急に芽生えた。更に同年12月16日台湾省立法委員他２名の方が美浜町を来訪、友好関係早期実現等について美浜町長と懇談。この来訪を受けて1988年４月12日から同月24日にかけて美浜町長他３名の親善施設団一行が放台。２日間に亘り、現地視察や善隣友好の確立と今後の相互交流等について協議が重ねられた。両町郷共、議会の同意を求め、更に外交上の所要手続きを経た上、姉妹都市提携を行いたいとのことで合意に達した。2010年12月石門郷は新北市石門区になった。

提携先の概要

石門郷は台湾の最北端にあり、東経126.1度、北緯25.3度で東は金山郷、西は三芝郷、南は台北市士林区竹子湖に隣接しており、北は海を隔て福建省復州市と相望んでいる。同郷の面積は51.26k㎡、東西の長さは12㎞、南北の長さは５㎞で、九つの村からなっており、人口は10,400人で、山が多く、海に面して亜熱帯海洋気候に属しており、地形の影響によって、冬は東北の季節風が強い。しかし、雨の日が少なく、夏は涼しい風が吹いて、とてもさわやかなことと、海岸の景色がすばらしいので、北部住民の避暑の絶好の場所になっている。住民の生活は素朴で、殆ど農業に従事しており、朝早くから仕事に出て、日が沈むとともに帰り、質素な農村生活を送っている。また海岸線は12㎞に亘り、魚介類が豊富で、特にシーズンになるとかなりの漁獲量がある。海岸線が延々と長く景色もよいことから観光事業に向かって益々発展するものと思われる。