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提携情報

提携の動機及び経過

1990年９月、時代の要請に応えるべく、国際交流事業の導入について、国際交流懇話会を設置し、検討が重ねられる。このような折、1991年２月、浙江省蕭山市長から本市市長に対し、相互交流の打診を内容とした親書が届く。以後両市長の間において書簡のやりとりが行われる。2001年3月区画整理により蕭山市は杭州市蕭山区となった。

提携先の概要

１．世界に有名な景勝観光地・杭州市の隣、銭塘江に望む人口114万人、面積1,500k㎡の市である。
２．沿岸経済開放地区に指定されており、対外経済貿易はますますの発展が予想される。紡績品、工芸品、畜産品、機械金属礦産物、穀物、油食品など五大部類がある。
３．総合的な農業地区でもある。90万畝の耕地、35万畝の山地、10万畝の水面がある。米、棉、麻、繭、家畜、桃、梅、茶、鰻、海老、すっぽんなど、広大な漁業基地を形成している。
４．上海から150㎞、優越した地理的位置にあり、交通の便は鉄道、自動車道など極めて良い。水路運輸も盛んである。また、高速鉄道の建設も進み、国際空港建設も計画されている。
５．観光資源が豊富で、名勝古跡も非常に多い。北宗(AD960)に開発された湘湖、良渚文化(新石器時代)の遺跡、東晋(AD318)に建てられた祇園寺、南朝時代(AD386)の江寺、岳飛の足を留めた歓潭などがある。
６．サービス施設、科学技術、教育、文化、衛生、スポーツ、ラジオ、テレビ放送などの発展に力を入れている。小学校605校、中高校88校、大学１校、専門学校１校がある。
７．豊富な潜在労働力と相当数の経営管理能力を持つ人材がある。
８．国内外の経済技術交流を発展させるために、積極的な方策を進めている。より優遇的な投資環境づくりにも力を入れている。
９．市内の企業は3,639社あり、国の一、ニクラスの企業は７社である。
10．輸出製品の生産企業は170社あり、“三資”企業と輸出品専業基地も形成している。海外の70カ国への輸出品は、200種以上である。