自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

　1994年9月にトルファン市より、日本のぶどう産地と交流したい旨の話があり、当町との交流がはじまった。
　1995年には、町長、議長がトルファン市を訪問し、友好提携に向けた協定書に調印した。
　その後、トルファン市もぶどうの産地であることから、農協技術員や町民がトルファン市を訪問し、ぶどう生産関係者と交流を行なった。また、トルファン市からも訪問団が来町し、町内を視察している。
　2000年3月、勝沼町とトルファン市は友好都市締結に合意した。

提携先の概要

　トルファン市は、ぶどう郷と言う誉れで世界に知られており、新疆省の東部天山南麓のトルファン盆地の中部にあります。トルファン市は、古くからシルクロードのオアシスであり、建物と自然景観が一体となった、漢族文化と西域文化のすばらしさが交合し、多民族の風情や雰囲気が漂う歴史・文化的な名地です。また、全市の総面積は16,000k㎡、人口は21民族25万人で、ウイグル族が80％を占めており、トルファン地区の政治・経済・科学・文化の中心地であります。
　トルファン市の地下資源は豊富で、おもに石炭・石油・石灰岩・金・銅・鉄など、100あまりの種類があります。特に、トルファン盆地は石油の産出量が多く、吐哈(トハ)油田は中国の代表的な油田です。
　トルファン市は、中国のぶどう郷であります。ぶどう栽培の歴史は古くて、栽培面積が広く品種も多様です。その中の種なし白種は甘くて、出来た干しぶどうは60％以上が優良品です。
　1990年から毎年、シルクロードぶどう祭りが行われており、今年は10回目を迎えました。国内外からたくさんの観光客が訪れ、経済・貿易の発展にも繋がっています。ぶどう以外にも綿や哈密瓜(ハミメーロン)があり、トルファン市の三大農産品となっています。