自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1985年に関市内の縫製会社が黄石市に合弁会社を設立したのをきっかけに、両市の市長ら市幹部等の訪問や黄石市から縫製研修生の受け入れを行ってきた。他業種においても、近年、中国における事業展開が盛んとなり中国の都市との友好都市提携の気運が高まってきた。そうした中、最も親交の深かった黄石市との友好都市提携のが具体化し、1997年４月に両市の意向を確認し、同年12月の正式調印となった。

提携先の概要

黄石市は、長江(揚子江)中流の南岸、湖北湘南東部に位置する総面積4630ｋ㎡(市街区2370k㎡)、総人口243万人(市街区64万人)の都市で、湖北省では省都武漢市に次ぐ大きな都市である。そして、中国の青銅発祥の地で約三千年の歴史があり、金、銀、銅、鉄鉱石などの地下資源が豊富で採鉱しやすく、物流の面でも優れているため「江南の宝物」と言われている。近年は、中国の重要な工業都市として、金属精錬、機械、電気、化学工業やアパレルなど幅広い分野で発展を遂げており、大治鉄鋼治グループ、華新セメントグループ、中国最大の洋服輸出と生地生産を誇るメリヤグループなどの中国を代表する大企業が誕生している。また、長江の天然良港を有し、鉄道などの交通の面でも便利な環境にあり、国際都市としてさらなる発展が期待されている。そして、自然環境にも恵まれ、風景の美しさは「江南の真珠」と言われている。