自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1956年米国カリフォルニア州のリバーサイド市から国連本部および世界友の会を通じて都市提携の申入れがあったが、リバーサイド市は仙台市と縁組が成立した。この後、世界友の会の斡旋によりパサディナ市とオクラホマ市が候補に上り、パサディナ市の熱心な希望により、1957年４月パサディナ市において縁組が決定。三島市では種々調査研究の結果、同年６月三島市議会の提携承認を得て７月24日、パサディナ市都市縁組委員長を迎えて縁組宣言式を挙行、都市提携が成立した。

提携先の概要

パサディナ市は米国カリフォルニア州のロサンゼルスの東北約20マイルにあり、温暖な気候に恵まれ、富豪が多く住み文化、住宅都市として発展している。人口は約13万、学校はノーベル賞受賞者を多く出しているカリフォルニア工科大学をはじめ、市立大学、高校２、中学校６、小学校27がある。市庁舎、公会堂、美術館、図書館等の公共施設もよく整備され、パサディナ演劇学校では、ハリウッドへ多くのスターを送り出している。科学面では、古くからあるウィルソン天文台は有名であり、またNASAジェット推進研究所では最新の科学の粋を結集し、宇宙探査衛星の追跡が行なわれ、世界の注目を集めている。主な行事としては、１月１日に行なわれるローズパレードがある。これはバラ等の生花で飾った巨大なフロートが国内をはじめ世界各地から参加して街をねり歩く豪華な祭典。また同じ日に10万人の収容能力を有するスタジアム、ローズボールで行なわれる全米大学代表のアメリカン・フットボール大会は共に世界的に有名である。