自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1984年浙江省中日対外友好協会代表団が静岡県を訪れた際、「嘉興市と静岡県内の紙の産地との友好提携」の希望があり、「紙と云えば富士市」と県が仲介し、翌85年富士市長を団長とする富士市友好調査団が訪中した際、両市長の間で都市提携実現にむけて努力することに合意、以来、議会をはじめ市民各界、各層が相互訪問する中で技術、経済、文化交流等の友誼を促進し、88年12月、定例市議会で嘉興市との都市提携を議決、翌89年１月13日、富士市に嘉興市長を団長とする友好訪問団を迎え、友好都市が締結される。

提携先の概要

嘉興市は揚子江の河口、上海の南に位置する浙江省にあり、上海からは南西100kmの距離。嘉興市は嘉興市区(秀城区、効区)・嘉善県・平湖市・海寧市・海塩県・桐郷市で組織され、総面積は3,915k㎡、中心部の嘉興市区の人口は約27万人、総人口は328万人である。地形は88％が平地、海岸線は124km、気候は温和で年平均気温15℃前後、降水量も年平均1,100～1,200mmで四季は明瞭で気候は概ね富士市と同じ。古くから「魚米之里、シルクの都」の称えがあり、シルク製紙などの工業や穀物をはじめとした農業も発達している。