自治体情報

提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

国際化の進む中で、西尾市は国際的で幅広い視野をもった人材の育成を目的に、海外の都市との姉妹都市提携を市民の代表の方々に検討をして頂いた。その中で、時差が少なく治安上の問題が少ないなど、オセアニアの都市に候補地が絞られた。平成4年5月に、市民で組織されたオセアニア調査団がニュージーランドのポリルア市を訪問した際、市長や市議会議員始め多くの市民が温かく歓迎してくれたことにより、両市の交流が始まった。平成5年1月には、西尾市長を始めとする代表団が、ポリルア市を訪れたのを始め、同年4月にはポリルア市長を代表とする視察団が来西され、市制40周年記念イベントへの参加を始め、多くの西尾市民と交流をされた。その後、同年8月には市内中学生の代表がポリルア市でホームステイを行い、9月には市民の代表が、11月には商工会議所の代表が同市を訪問するなど、姉妹都市を意識した事前交流を経て、平成5年12月15日の西尾市制40周年記念日に、ポリルア市長を西尾市にお迎えして姉妹都市提携調印をした。
その後、平成23年4月1日に旧西尾市、一色町、吉良町及び幡豆町の一市三町の合併により本市が発足した。これに伴い本市は旧西尾市がニュージーランド国のポリルア市との間で締結していた姉妹都市提携を継承することになった。

提携先の概要

ポリルア市はニュージーランドの首都ウェリントンから北へ車で20分のところに位置している。人口は約48,000人、面積約180k㎡を有し、道路や鉄道も発達しており、ウェリントンの衛星都市として発展している。波静かなポリルア湾から丘陵に向かって開けたまちで、海や山などの自然に恵まれている。特に市の北側にはニュージーランドの観光名所の一つになっているカプティ海岸があり、夏の観光シーズンには多くの人が訪れる。海ではウィンドサーフィン、水上スキー、丘陵地ではゴルフやテニスを楽しむことができる。産業としては、工業、農業、商業それぞれが盛んであり、バランスのとれた都市である。小売業、情報産業、製造業の発展が顕著に見られ、多くの景勝保護地、公園を有する。毎週土曜日にはフリーマーケットが開かれ、地元でとれたものが売られている。このほか大型ショッピングセンターもあって、町は活気に満ちている。市内には国立警察学校や国立専門学校があり、教育にも力をいれている。