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提携相手先情報

提携情報

提携の動機及び経過

1981年１月本市にある財団法人日本モンキーセンターより中国の珍猿金絲猴を飼育、研究したいとの要望を受け、中国湖北省人民政府に対し市長親書を送付し依頼した。同年５月湖北省人民政府より市長あてに中国への招へい状が届き訪中したところ、襄樊市の紹介を受け交流が始まった。その後約２年間の相互交流により友好都市提携の気運が実を結び1983年３月13日犬山市において調印式を行い、今後の両市繁栄と協力を誓い合った。

提携先の概要

同市は人口約680万人(友好都市提携後合併があり提携時の人口は約30万人)で、湖北省北部の工業都市で水・陸・鉄道交通の要衝地。湖北省の省都武漢市から北西に300㎞のところに位置し、世界有数の河川｢長江｣の支流である｢漢江｣の中流にあり、市の大部分は漢江の沖積平原となっている。景色の美しい市域は漢江の両岸にまたがり、北岸は樊城、南岸は襄陽といわれ、両岸は大橋で連絡されている。鉱産資源として、石灰石、耐火粘土、マンガン鉱等が採鉱されており農産物では、野菜、小麦、胡麻等のほか米酒、陸中茶などの特産品も有名。また軽工業の中心都市として紡績工業を主に機械・電子・医薬・化工・建材等の工業が発達しており、これらの開発研究も盛んに行われている。3000年の歴史をもち、この地方一帯の政治・経済・文化の中心地として栄えた同市には歴史上の名所旧跡が数多くあり、なかでも陸中の旧跡は、三国時代の著名な政治家・軍事家であった諸葛孔明が青年時代に住んでいたところとして有名である。